2010.11.16 (Tue)
吹奏楽部でのチューナーの選び方
「吹奏楽のアクセサリ 少し差がつく中級編」はこちら
吹奏楽部に入部すると最初はいろいろと小物をそろえなければいけませんよね。
学校によってそれぞれでしょうが、
チューナー
メトロノーム
は大体個人で買う学校が多いようです。
その他には
譜面台
リード
マウスピース
お手入れ用品
これらは学校で揃えることもあれば、個人で買うこともあります。
【吹奏楽部でのチューナーの選び方】
まず、チューナーの選び方について書いてみたいと思います。
一言でチューナーといってもいろんな種類がありますよね。
メーカーさんだけでも
YAMAHA , KORG , BOSS , SEIKO , ARIA , Cherub , ティアック
とざっと検索しただけでもいろいろ出てきます
ベストセラーというか、近所の楽器屋さんなどでよく目にするもの
となるとやはりYAMAHAかKORGでしょうね。
YAMAHAとKORGは外観がすごく似ているのですが、
実は中身は全く同じ(KORG製)です。
生徒が使用するという視点で、プロ仕様の高級品を除くと
主に以下の4種類になると思います。
・ノーマルタイプ アナログ(針)表示式
・メトロノーム一体タイプ アナログ表示式
・クリップタイプ デジタル表示式
・コンパクトタイプ デジタル表示式
初心者おすすめ順に並べてみました。
★★★ノーマルタイプ(アナログ(針)表示式)
YAMAHA TD-18シリーズ


KORG CAシリーズ


まず、表示はアナログ(針)表示とデジタル表示があるのですが、
アナログ(針)表示の方が見やすいと思います。
特に初心~中級者の方は、音の揺れや、すこしずつ音程が変わってしまうなど、自分の音の特徴がアナログ(針)表示のほうがチェックしやすいと思います。
このチューナは実際は液晶画面なのですが、針が動いているように見えるので非常に使いやすいです。
(あまり使うことはないと思いますが)指定した音を出す発音機能も付いています。
★★メトロノーム一体タイプ(アナログ表示式)
YAMAHA TDM-70シリーズ


KORG TMシリーズ


ノーマルタイプにメトロノーム機能が追加されたもの。
一見すごく便利に見えるのですが、生徒達を見ているとメトロノーム機能はあまり使わないようです。
練習はパート単位など、数名で行うことが多く、まわりがうるさいので、
このタイプのチューナーを目の前においてメトロノームの機能を使っても聞こえづらいのです。
この製品を持っている子も、あとで別のメトロノーム(後述)を買ってそちらを使うことが多いようです。
ただ、このタイプはピンクゴールドやディズニー柄など色が豊富でこれを求める人が多いみたいです。
YAMAHA TDM-70D2 ディズニー


こちらは新型。TDM-70と比較すると大きく機能がかわることはありません。
・発音機能が上下1オクターブ広くなった。
・液晶がバックライト付きで見やすくなっている。そのかわり、電池寿命が短くなっている。チューナ100時間→70時間、メトロノーム100時間→55時間
というところ。
新型なので色はまだ少ないようです。(2012年12月現在)
YAMAHA チューナー&メトロノーム TDM-75


TM-50
KORGコルグ TM-50-PW(パールホワイト)


★クリップタイプ(デジタル表示式)
YAMAHA TD-35シリーズ


KORG AWシリーズ


音程に少し自信がついてくれば、このタイプでもかまわないと思います。
楽器にちょこっとつけられるので、非常に便利。
クリップから伝わってくる音だけを計れるので大勢で吹いているなかでも
正確に測ることができます。
逆に他の人の音を計るにはいちいち付け替えないといけないので、
後輩の指導やパート練習のときなどはちょっと不便。
初心者を卒業して、1台目が古くなったので買いなおす時に買う人が多いと思います。
★コンパクトタイプ(デジタル表示式)
YAMAHA TD-5シリーズ


名詞サイズのコンパクトタイプ。
チューナー用マイク(後述)が最初から付いているので結構人気なのですが、
音の細かい動きが分かりづらいので初心者にはちょっと不向き。
ということで、ノーマルタイプが一番使いやすいかなと思います。
また、低音楽器の音は大勢の中ではなかなかチューナーに反応してくれません。
木管低音、金管低音パートの方はチューナー用マイク
YAMAHA チューナー用マイク TM-10L


があったほうがいいと思います。
(音が合ってると思っても他人の音を計ってたりするので・・・)
フルートも反応しづらいのでマイクを使う人が多いですね。
トランペット、トロンボーン、クラリネット、サックスのような、
前に向かって音がでる楽器はチューナーに向かってバーって吹いてやれば、
大勢の中でもだいたい反応してくれるはずです。
もちろんマイクがあったほうがより便利ではあります。
【吹奏楽部でのメトロノームの選び方】
メトロノームというと振り子が左右にカチッカチッっと動くあれです。
しかし、初心者が個人で買う場合はほとんどの人がこれを買うと思います。
★★★電子メトロノーム ME-55シリーズ


やはりこれが一番便利ですよね。
クリップタイプで、耳や襟などよく聞こえるところにつけられるので、
ロングトーンの時や個人練習など、周りがうるさい練習でも気にせず練習できます。。
ちょっと高機能な電子メトロノーム
★BOSS Dr.Beat DB-30


をアンプやラジカセにつなぎ使用することもあります。
14種類の変拍子が練習できるので、曲によっては使えます。
ということで、いろいろな種類があるわけですが、
YAMAHA TD-18シリーズ
+YAMAHA チューナー用マイク TM-10L
+電子メトロノーム ME-55シリーズ
の組み合わせにしておけば、個人練習、パート練習、合奏とさまざまな練習に対応できると思います。
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吹奏楽部に入部すると最初はいろいろと小物をそろえなければいけませんよね。
学校によってそれぞれでしょうが、
チューナー
メトロノーム
は大体個人で買う学校が多いようです。
その他には
譜面台
リード
マウスピース
お手入れ用品
これらは学校で揃えることもあれば、個人で買うこともあります。
【吹奏楽部でのチューナーの選び方】
まず、チューナーの選び方について書いてみたいと思います。
一言でチューナーといってもいろんな種類がありますよね。
メーカーさんだけでも
YAMAHA , KORG , BOSS , SEIKO , ARIA , Cherub , ティアック
とざっと検索しただけでもいろいろ出てきます
ベストセラーというか、近所の楽器屋さんなどでよく目にするもの
となるとやはりYAMAHAかKORGでしょうね。
YAMAHAとKORGは外観がすごく似ているのですが、
実は中身は全く同じ(KORG製)です。
生徒が使用するという視点で、プロ仕様の高級品を除くと
主に以下の4種類になると思います。
・ノーマルタイプ アナログ(針)表示式
・メトロノーム一体タイプ アナログ表示式
・クリップタイプ デジタル表示式
・コンパクトタイプ デジタル表示式
初心者おすすめ順に並べてみました。
★★★ノーマルタイプ(アナログ(針)表示式)
YAMAHA TD-18シリーズ

KORG CAシリーズ

まず、表示はアナログ(針)表示とデジタル表示があるのですが、
アナログ(針)表示の方が見やすいと思います。
特に初心~中級者の方は、音の揺れや、すこしずつ音程が変わってしまうなど、自分の音の特徴がアナログ(針)表示のほうがチェックしやすいと思います。
このチューナは実際は液晶画面なのですが、針が動いているように見えるので非常に使いやすいです。
(あまり使うことはないと思いますが)指定した音を出す発音機能も付いています。
★★メトロノーム一体タイプ(アナログ表示式)
YAMAHA TDM-70シリーズ

KORG TMシリーズ

ノーマルタイプにメトロノーム機能が追加されたもの。
一見すごく便利に見えるのですが、生徒達を見ているとメトロノーム機能はあまり使わないようです。
練習はパート単位など、数名で行うことが多く、まわりがうるさいので、
このタイプのチューナーを目の前においてメトロノームの機能を使っても聞こえづらいのです。
この製品を持っている子も、あとで別のメトロノーム(後述)を買ってそちらを使うことが多いようです。
ただ、このタイプはピンクゴールドやディズニー柄など色が豊富でこれを求める人が多いみたいです。
YAMAHA TDM-70D2 ディズニー

こちらは新型。TDM-70と比較すると大きく機能がかわることはありません。
・発音機能が上下1オクターブ広くなった。
・液晶がバックライト付きで見やすくなっている。そのかわり、電池寿命が短くなっている。チューナ100時間→70時間、メトロノーム100時間→55時間
というところ。
新型なので色はまだ少ないようです。(2012年12月現在)
YAMAHA チューナー&メトロノーム TDM-75

TM-50
KORGコルグ TM-50-PW(パールホワイト)

★クリップタイプ(デジタル表示式)
YAMAHA TD-35シリーズ

KORG AWシリーズ

音程に少し自信がついてくれば、このタイプでもかまわないと思います。
楽器にちょこっとつけられるので、非常に便利。
クリップから伝わってくる音だけを計れるので大勢で吹いているなかでも
正確に測ることができます。
逆に他の人の音を計るにはいちいち付け替えないといけないので、
後輩の指導やパート練習のときなどはちょっと不便。
初心者を卒業して、1台目が古くなったので買いなおす時に買う人が多いと思います。
★コンパクトタイプ(デジタル表示式)
YAMAHA TD-5シリーズ

名詞サイズのコンパクトタイプ。
チューナー用マイク(後述)が最初から付いているので結構人気なのですが、
音の細かい動きが分かりづらいので初心者にはちょっと不向き。
ということで、ノーマルタイプが一番使いやすいかなと思います。
また、低音楽器の音は大勢の中ではなかなかチューナーに反応してくれません。
木管低音、金管低音パートの方はチューナー用マイク
YAMAHA チューナー用マイク TM-10L

があったほうがいいと思います。
(音が合ってると思っても他人の音を計ってたりするので・・・)
フルートも反応しづらいのでマイクを使う人が多いですね。
トランペット、トロンボーン、クラリネット、サックスのような、
前に向かって音がでる楽器はチューナーに向かってバーって吹いてやれば、
大勢の中でもだいたい反応してくれるはずです。
もちろんマイクがあったほうがより便利ではあります。
【吹奏楽部でのメトロノームの選び方】
メトロノームというと振り子が左右にカチッカチッっと動くあれです。
しかし、初心者が個人で買う場合はほとんどの人がこれを買うと思います。
★★★電子メトロノーム ME-55シリーズ

やはりこれが一番便利ですよね。
クリップタイプで、耳や襟などよく聞こえるところにつけられるので、
ロングトーンの時や個人練習など、周りがうるさい練習でも気にせず練習できます。。
ちょっと高機能な電子メトロノーム
★BOSS Dr.Beat DB-30

をアンプやラジカセにつなぎ使用することもあります。
14種類の変拍子が練習できるので、曲によっては使えます。
ということで、いろいろな種類があるわけですが、
YAMAHA TD-18シリーズ
の組み合わせにしておけば、個人練習、パート練習、合奏とさまざまな練習に対応できると思います。
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さうんずぐっと |
2013.05.16(木) 23:10 | URL |
【コメント編集】
チューナーについて調べた時たまたま見つけたので見てみたら初心者向けの物もあったのでチューナー選びの参考になりました!
なのは |
2013.05.16(木) 21:37 | URL |
【コメント編集】
なつみさん
コメントありがとうございます。
いろいろ種類があると悩みますよね。
先輩たちがどんなチューナーを使っているか、
というのもいい判断基準になるかもしれませんね。
コメントありがとうございます。
いろいろ種類があると悩みますよね。
先輩たちがどんなチューナーを使っているか、
というのもいい判断基準になるかもしれませんね。
さうんずぐっと |
2011.05.13(金) 20:35 | URL |
【コメント編集】
娘が吹奏楽部に入り、
学校からチューナーを購入するよう言われたのですが、
いろいろ種類があり、迷っておりました。
こちらで詳しく紹介されていたので、参考にさせていただきました。
(^人^)感謝です。ありがとうございました。
学校からチューナーを購入するよう言われたのですが、
いろいろ種類があり、迷っておりました。
こちらで詳しく紹介されていたので、参考にさせていただきました。
(^人^)感謝です。ありがとうございました。
なつみ |
2011.05.12(木) 14:58 | URL |
【コメント編集】
| BLOGTOP |
参考にしていただき、なによりです。
これから楽器を始めるのですか?
がんばってくださいね。